檄
命とくらしを守る政治を実現しよう!
本日、今年最大の政治決戦である第27回参議院議員選挙がいよいよ公示された。7月20日の投票日に向けて、日本の針路を左右する戦いが幕を開けた。
連合大阪は、この参議院選挙を「働く仲間はもとより、すべての生活者の暮らしと権利を守る戦い」と位置づけ、「参議院での与党過半数割れ」も念頭に置いた「与党改選過半数割れ」を必達目標として、準備を積み重ねてきた。いまこそ、その力を結集し、総力をあげてこの闘いに挑まなければならない。
私たちの暮らしは今、物価高、賃金停滞、不安定な社会保障、雇用の不安定化など、かつてない厳しさに直面している。加えて、国際情勢の緊張がエネルギーや物価に影響を及ぼし、私たちの日常生活を直撃している。
こうした深刻な状況に対し、政治は国民の声に真正面から向き合い、一人ひとりの暮らしの安心を支える政策を具体的に示し、着実に実行しなければならない。なにより、持続可能な社会の構築は、生活に根ざした政治の再構築なくして成しえない。
大阪においては、4月に開幕した大阪・関西万博が地域の未来を照らす大きな希望であると同時に、その成果を持続可能な社会のレガシーとして次代に残す責任を負っており、政治の役割はこれまで以上に重くなっている。
私たちが求めるのは、生活者に寄り添い、「働くことを軸とする安心社会」をめざすまっとうな政治である。そのためには、労働者の声を国政に届ける政治家を一人でも多く送り出すことが不可欠である。
すべての構成組織、地域・地区協議会の皆さん、今こそ立ち上がり、力を合わせ、声をあげる時だ。私たちの暮らしと未来を守るため、最後まで戦い抜くことをここに誓う。
ともに闘おう。
2025年7月3日
日本労働組合総連合会大阪府連合会(連合大阪)
会長 田中宏和
檄
第27回参議院選挙公示 決戦の火蓋が切られる!
連合推薦候補者全員の勝利をめざし、組織の総力を挙げて闘い抜こう!
本日、第27回参議院選挙が公示された。ここに至るまで、構成組織・地方連合会・地域協議会・連合本部で議論を積み重ね、来たる闘いへの準備を進めてきた。これまでの各組織の努力と真摯な取り組みに感謝と敬意を表したい。
昨年の第50回衆議院選挙では、連合が目標に掲げた「与党過半数割れ」を実現した。その結果、それまでの与党の圧倒的議席数による国会運営から一転、第217通常国会では、2025年度予算案に野党の修正が盛り込まれるなど、緊張感ある国会へと政治が変革してきている。しかしながら、野党7党が終盤に提出したガソリン税の暫定税率廃止法案は、与党が参議院で過半数を保持するために採決すらされず、結果として廃案に追い込まれた。
連合は、今次参議院選挙の方針において、「与党過半数割れ」も念頭に置いた「与党改選過半数割れ」を必達目標とした。その前哨戦とされる東京都議会議員選挙が6月22日に執行され、都議会第一党であった自民党が大敗を喫した。現在の参議院の議席数を踏まえれば、今次参議院選挙で与党から4議席を奪取すれば改選過半数割れ、17議席を奪取すれば与党は半数を下回る。
一方、投票率の低下が社会的課題となる中、さらなる低下が懸念される三連休の「中日」が投開票日となる。しかし、先の衆議院選挙の結果、私たちは政治を変えることができた。「投票に行っても何も変わらない」ではなく、「投票に行かないからこそ何も変えられない」。このことを組合員一人ひとりと共有し、組合員とその家族に「わたしプラスもう1票」を、そして期日前投票を呼びかけよう。
決戦の火蓋は切られた!
チャンスからチェンジへ!
今次参議院選挙は、これまでの政治を変え、叶わなかった政策を前進・実現させていくための重大な政治決戦となる。構成組織・地方連合会・地域協議会・連合本部の総力を挙げて、17日間の選挙戦を闘い抜こう!
2025年7月3日
日本労働組合総連合会
会 長 芳野 友子